業種別1法人あたり年間の交際費等支出額
ここでは、今年6月に発表された国税庁の調査結果※から、業種別に2017年度(平成29年度)分の1法人あたり年間の交際費等支出額をみていきます。
上記調査結果から、業種別に利益計上法人の1法人あたり年間の交際費等支出額をまとめると、下表のとおりです。
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製造業の平均は 368.1万円
製造業の資本金階級計をみると、交際費等支出額が最も高いのは、化学工業の699.5万円でした。最も少ない繊維工業の額の3倍超です。
製造業の資本金階級計の平均は、368.1万円となりました。2016年度分より、2.4%の増加です。
製造業以外は 243.2万円
製造業以外の資本金階級計をみると、最も高いのは運輸通信公益事業でした。製造業以外の平均は243.2万円で、製造業の平均よりも120万円ほど低くなりました。
貴社の交際費等支出額と比べてみてはいかがでしょうか。
※国税庁「平成29年度分会社標本調査」 内国普通法人を対象に、2017年(平成29年)4月1日から2018年(平成30年)3月31日までの間に終了した調査対象法人の各事業年度について、2018年7月31日現在でとりまとめたものです。ここでの交際費等支出額は、資本金階級別に集計された合計金額を法人数で除して求めた数字です。詳細は次のURLのページから確認いただけます。 https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/kaishahyohon2017/kaisya.htm